床暖房のガス代と電気代 どちらがお得?

床暖房のガス代ってどれくらいなんでしょうか?
電気代とどちらがお得なんでしょうか?
家を新築もしくはリフォームすることになった時に、
取り入れたいと多くの方が思う人気の設備のひとつが
床暖房なんだそうです。
電気式は温度が低めなのでガスを利用する温水式を
導入しようと考えているのですが、ガス代ってどれくらい?
電気と比べると料金はどうなのか気になったので調べてみました。
床暖房の方式
床暖房のガス代ってどれくらいで、電気代とどちらが
お得なのか気になって調べたのですが、
まず床暖房の方式は、温水式と電気式に大きく分けることができます。
電気式はヒーターを内蔵したパネルに電気を通して
暖房するものなので、もちろん電気を使います。
それに対して温水式は、ボイラーで沸かしたお湯を
床下の温水パネルに循環させて暖房するものです。
ガスによって行われるものが主流ですが、
石油や電気を使うものもあります。
温水式は主流であるガスを使ったものについて調べてみました。
床暖房のガス代
ガスを利用する温水式を導入しようと考えているのは、
電気式に比べ、スイッチを入れてから暖まるまでの時間と
暖かさの違いです。
床暖房のガス代は、立ち上がり時にエネルギーを多く使って
部屋を早く暖めるので、最初の1時間は割高で、
そのあとはローコストになるという仕組みが一般的です。
なので、運転スイッチをコマメに「入/切」してしまうと
かえって高くなります。
料金は地域や季節、プランや契約しているガス、
使用する床暖房の面積などによっても違います。
多いのが立ち上がり1時間が45円~50円、
その後は1時間あたり10~12円です。
床暖房を8畳の部屋で1日8時間暖房した場合、
ガス代は135円くらいがひとつの目安となります。
電気代と比べてどちらがお得?
床暖房のガス代は電気代と比べてどちらがお得なのか?
電気式はガス代に比べランニングコストが高くなりますので、
割安な深夜電力を利用するものでランニングコストが抑えられます。
メンテナンスがほぼいりませんし、お子様やお年寄りの方が
いるご家庭でも安心して使用できるなどのメリットがあります。
しかし、割安な深夜電力を利用する料金プランは、
日中の電気代はかなり割高になります。
子供がいるご家庭では夏休み、冬休みなどで昼間電気を
使うことが増えることを考えると
電気料金の割高になってしまうリスクがあります。
また、電気式の床暖房を設置する場合、
電気容量を上げる必要があるかもしれません。
容量を上げることになれば、基本料金が高くなりますので、
ランニングコストがさらに悪くなります。
ガス代の場合、24時間料金は変わらず、
たくさん使えば使うほど料金が割安になるものがほとんどです。
床暖房を設置している面積が多いほど
ガス式の方がメリットが大きくなります。
ただし都市ガスとLPGガスでは料金が全然違いますので、
注意が必要です。
床暖房の設置費用は、一部屋なら電気式の方が安いです。
設置する部屋数が多かったり、面積が広い場合は、
設置費用が高価でも温水式床暖房の方が割安となります。
毎月のガス代、電気代だけではなく、
床暖房を設置する部屋数や広さでも検討する必要があります。
最初に設置する費用は電気式の方が総じて安いです。
そして毎月のランニングコストはガス代の方が安くなります。
耐久性もガス式の方が長いです。
長期間使用すればするほどガス式の方が
お得になるのが一般的です。