テニス肘の治療に注射はダメ?ストレッチと鍼がオススメの理由
テニス肘の治療には、個人的にはストレッチと鍼がオススメです。
私がテニス肘を発症した原因は、仕事で数kgの小荷物を腕に負担のかかる体勢で持ってしまったことによるものでした。
テニス肘の治療には注射がオススメという意見もありますが、実際はどうなのでしょうか?
テニス肘を発症した私がストレッチと鍼をオススメする理由について紹介します。
また、テニス肘とはどのようなもので、なぜ治りにくいのかについても紹介します。
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テニス肘の治療に注射はダメ?
注射の効果
テニス肘の治療として注射が効果が高いと言われています。
注射をすることで、痛みの軽減と炎症を鎮静化させてくれます。
肘の腱鞘炎の患部付近に注射を打ち、痛みが徐々に減り、最後には痛みも炎症もなくなることが目標となる治療方法です。
テニス肘の注射は1回目の時、大抵の場合大きな効果を感じるようです。
痛みも炎症も治ったと勘違いするほど効果を実感出来ることが多いようです。
しかし、その後、肘の痛みが再発し、注射してもすると1回目の時のような効果は感じないです。
デメリット
私もお医者さんに
「痛みが改善されるのでしたら、注射をお願いしたい」
と言いました。
お医者さんは
「注射しても、効果は一時的です。人によっては効かない場合もあります」
と言われました。
痛い思いをして注射をしても効かない可能性もあるということです。
また、注射が効いたとしても注射をすることで痛みを感じなくなるため、普通だったら痛みが出る動きも出来てしまうというデメリットがあります。
痛みが出る動きをしているのですから、テニス肘を発症している状態では、本来やってはいけない動きが痛みを感じることなく出来てしまいますので、さらに肘の炎症を悪化させてしまう可能性があります。
副作用
関節内や筋肉、皮下に注射するので、痛みとステロイドの副作用が考えられます。
睡眠中に寝られないほどの激痛が走ることもあり、注射によってかえってテニス肘が悪化してしまったのでは?と不安になる方もいます。
ストレッチと鍼がオススメの理由
私がストレッチと鍼をオススメする理由は、ズバリこの2つで改善できたからです。
寝る前には欠かさず貼っていた湿布を貼らなくても寝られるようになったからです。
寝ている時に肘の痛みで目が覚めることがほとんどなくなりました。
湿布薬と痛み止め
テニス肘と診断され、湿布薬と痛み止めを処方されました。
最初はこれらを毎日使用していました。
湿布薬は2種類もらい、日中は塗るタイプの湿布薬を肘から手首にかけて塗り、寝る時は貼るタイプを使いました。
私が処方されたのは、
ジクロフェナクNaローション1%「ラクール」経皮鎮痛消炎剤
ボルタレンテープ15mg
痛みが我慢できない時に服用する痛み止めとして内服薬も処方されました。
処方されたのは、
ロキソマリン錠60mg
レバミピド錠100mg
1日2回食後朝・夕各1錠
ストレッチ
テニス肘のストレッチについての解説動画はYoutube上にたくさんあります。
それを参考にして行いました。
こちらの動画はよく行いました。
テニス肘のストレッチの方法については、この動画以外にもたくさんの方法があります。
Youtubeで「テニス肘 ストレッチ」と検索してみてください。
鍼
肘が治るのだったらと思い、湿布た痛み止めを続けるなか、鍼治療をしてみることにしました。
ネットでクチコミの評判が良い所を調べて行きました。
鍼治療はこの時は初めてでした。
全く痛みは感じることなく背中から肩、腕、手首にかけて鍼をしてもらいました。
鍼の後、軽くマッサージをしてもらったのですが、すでにこの時点で痛みが和らぎ、心地よくなったというのが実感です。
私はこの鍼治療を始めてから痛みが和らぎ始め、欠かさず貼っていた湿布を貼らなくても寝られるようになりました。
鍼治療が効いたのか、ストレッチとの掛け合わせで効果が出たのかはわかりません。
多分この2つの複合効果のような気がします。
今は仕事に行く前、湿布薬を塗るだけの生活です。
テニス肘とは?
診断
数kgの小荷物を腕に負担のかかる体勢で持ってしまった時の肘の痛みが、市販の湿布をして10日しても治らないので、心配になり整形外科に行きました。
診断してもらい、
「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)です。と言ってもわかりませんよね。通称テニス肘です。」
と診断されました。
「テニスではなく、小荷物を持った時になったのですが」
と言ったら、
「手首を使い過ぎたり、変な体勢で使うことで、肘に炎症を起こして、痛みを発症するもので、テニスをしなくてもなります。治りにくいですよ。」
と言われました。
テニス肘
テニスをする方に多くみられるためこう呼ばれています。
手首から肘の外側にかかる筋肉の使い過ぎが主な原因で、肘の外側の筋肉周辺に炎症が起こり、痛みが出ます。
中高年の方がテニスを始めたり、主婦が家事を行う際になる場合が多いです。
症状
人によって違うとは思いますが、私の場合、何もしなければ痛みは感じませんが、何かをちょっと掴むだけで、外側の肘がズキンと痛み、力が入らないという状態でした。
最近ではスマホを長時間操作したり、パソコンのマウスを持つ動作も、肘に負担がかかるので、テニス肘になる可能性があると言われています。
テニス肘が治りにくい理由
私も整形外科でテニス肘だと診断された時
「治りにくいですよ。」
と言われました。
肘に負担が掛かっていればなかなか治りません。
しかし、私たちが日常生活を送る場合、普段よく使用する箇所です。
手首や指を動かさずに生活することなんて不可能であるため、安静にするのが難しいから治りにくくなってしまうのです。
些細な動きでも筋肉にとっては大きな負担となり、この積み重ねが悪化を招きますし、治りにくくさせているのです。
なので、湿布などの対処療法だけでは改善は難しい症状です。
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