脂肪のつき方が左右・男女で違う理由 女性ホルモンとの関係
脂肪のつき方が左右で違っていて、見た目のバランスが悪い方がいます。
脂肪がついているだけでも嫌なのに、そのついている脂肪が左右で違っていてバランスが悪い。
左右のバランスを整えて見た目のシルエットを少しでもきれいにしたいですよね。
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そこで脂肪のつき方が左右で違う場合の原因とは何なのか?
改善するにはどうしたら良いのかと脂肪のつき方は男女によって違うのですが、その特徴は何かについて紹介します。
また、脂肪の付き方と女性ホルモンとの関係についても紹介します。
脂肪のつき方が左右で違う場合の原因
脂肪のつき方が左右で違う、ふと気が付くとウエストのくびれが左右で異なり、ヒップの大きさや高さも左右差があるということがあります。
このような脂肪のつき方が左右で違う場合の原因で一番多いのが、
体や骨盤が歪んでいることです。
骨盤がゆがむ原因は足を組んで座ったり、横座りや正座、つまり座り方が大きな要因のひとつです。
また、荷物を片方の手ばかりに偏って持ったり、決まった足に重心をかけるくせなど日常生活において、無意識に行っている動作に起因している場合が多いです。
そして、猫背には気をつけなければなりません。
ただ単に猫背というだけでなく、左右に傾いている場合もあり、この姿勢が長年続くと左右バランスが崩れてしまいます。
このような癖を無意識のうちに長年蓄積されると体が歪んでしまい、左右のバランスやシルエットが崩れて見た目もよい印象を与えません。
このことから
骨盤の歪みを矯正すれば脂肪のつき方の左右差を改善することができます。
それにはまず、正しい姿勢で座ったり立ったりすることです。
特に立つときは左右均等に体重をかけます。
長い時間同じ姿勢でいることを避けます。
そして効果的なエクササイズはお尻歩きです。
6歩進んで6歩下がることを繰り返します。
また、足の間にクッションをはさんで足の内側を意識しながらスクワットをすることです。
このように姿勢を改善して骨盤の歪みを矯正することによって脂肪の付き方の左右差を改善できます。
脂肪のつき方は男女によって違います
脂肪のつき方は、男性と女性とでは違ってきます。
体の脂肪を少なくしたいというのは男女問わず多くの方の願いです。
その体脂肪には大きくわけて皮下脂肪と内臓脂肪の2つがあります。
女性は内臓脂肪よりも皮下脂肪が多いです。
その脂肪は指でつまむことができます。太もも、お尻につきやすいです。
皮下脂肪は内臓脂肪にくらべて落としにくいのも特徴です。
しかしその反面、生活習慣病などのリスクは少なく、エネルギーを蓄えたり体温を保持したり外部からの衝撃から身を守るという良い役割も見逃せません。
このように女性が皮下脂肪をためやすいのは妊娠、出産が大きな要因を占めています。
赤ちゃんを産むためにエネルギーを確保しなければならず、外部からの衝撃からも赤ちゃんを守らなければなりません。
しかし更年期以降、女性ホルモンが分泌されなくなると内臓脂肪もたまりやすくなります。
男性脂肪のつき方は女性と正反対で内臓脂肪がつきやすいです。
内臓脂肪は皮下脂肪と違って触ってもつまむことはできません。
また、皮下脂肪よりも減らしやすいです。
皮下脂肪と違って内臓脂肪は生活習慣病などの病気のリスクが高まります。
リンゴ型肥満やメタボリック症候群は内臓脂肪に起因することが多いです。
脂肪の付き方と女性ホルモンの関係
女性の方の脂肪の付き方は女性ホルモンと深く関わりがあります。
女性はまず思春期に女性ホルモンが多く分泌し始めて皮下脂肪が増え始めます。
この理由は、女性特有の美しいボディラインという見た目の良さに加えて、子供を産むという大きな偉業を成し遂げる重要な役割のためでもあります。
その脂肪の付き方も女性ホルモンの影響で内臓脂肪よりも皮下脂肪が大きな役割を果たしています。
よって女性は男性よりも体脂肪率は高いです。
男女差はだいたい7、8%ぐらいあります。
そして毎月に月経が順調にそして排卵もきちんとある正常な月経を引き起こすにもそこそこの脂肪は必要です。
女性の場合、体脂肪が少なすぎると月経異常を引き起こしてしまいます。
それゆえに女性ホルモンのバランスが崩れて、子供が欲しいと思ってもなかなか妊娠できずにつらい治療を長年受けたり、周りの友達と比較して精神的なダメージを受けたりして取り返しのつかないことになります。
とにかくかわいい赤ちゃんを産むためには女性ホルモンの恩恵を多大に受ける必要があり、女性ホルモンと体脂肪は密接な関係があるので体脂肪を悪者とみなすのは間違った考え方です。
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