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年下が評価されるたびに、静かに心が沈む

劣等感

その場では、何も起きていない顔をしていました。
話を聞いて、うなずいて、必要な返事もして。

でも、あとからじわじわと、
胸の奥が重くなっていきます。

年下の人が評価された、
それだけの話のはずなのに。

「すごいね」と言いながら、
自分の中では、別の声が動き出していました。

私は、何をやってきたんだろう。
今までの時間は、間違っていたんだろうか。

良くない感情が湧き上がる

その人が悪いわけではありません。
努力してきたのも知っているし、
評価される理由も、ちゃんと分かります。

だからこそ、
この気持ちをどう扱えばいいのか、
分からなくなります。

妬んでいるようで嫌だし、
比べている自分も情けない。

「大人なんだから」
「そんなことで揺れるなんて」

そうやって、
自分に向かって言葉を重ねていました。

考えても答えは出ないのに考えてしまう

仕事の帰り道、
同じ場面を何度も思い出します。

あの評価の言葉。
場の空気。
自分の立っていた位置。

今さら何かを変えられるわけでもないのに、
過去と今を、勝手に並べてしまう。

もっと頑張ればよかったのか。
違う選択をしていたら、どうだったのか。

考えても答えは出ないのに、
頭だけが止まりません。

少しだけ思った感情

しばらくして、
少しだけ思いました。

この沈み方は、
誰かを下げたい気持ちではない。

「私も、ちゃんとやってきたと思いたかった」
それだけだった気がします。

認められたい、というより、
これまでの自分を否定されたくなかった。

年下が評価されたことで、
自分の足元が、急に不安定になっただけ。

沈んだ気持ちになったのは事実


だからといって、
前向きになれたわけではありません。

気持ちは、まだ少し沈んだままです。

ただ、
責める声だけは、少し静かになりました。

「こう感じるのは、おかしい」
そう決めつけるのを、今日はやめました。

評価は、その人のもの。
この沈んだ気持ちは、今の私のもの。

無理に切り離さなくても、
同じ場所に置いたままでいい。

この気持ちでも今日は終わる


また、同じ場面は来ると思います。
そのたびに、同じように沈むかもしれません。

それでも、
この感覚を持ったまま、
今日の仕事を終えて、家に帰ります。

静かに沈んだ心のままでも、
一日はちゃんと終わる。

今日は、それで十分です。

また必要になったら、
ここに戻ってきてください。