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置いていかれる気がして胸がざわつく日、私が焦りと距離を取る方法

置いていかれる気がして胸がざわつく日、私が焦りと距離を取る方法 揺れを整える

※この記事は「焦りを整えるシリーズ」です。

焦りの感情は、消そうとすると強くなります。

だから私は、なくすことより、
少し距離を取ることを選んでいます。

そのときにやっている、小さなことを書きます。


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気づけば、誰かと比べてしまう午後

気づけば、誰かと比べてしまう午後

駅のホームで流れてきた、同級生の近況

春先の風がまだ少し冷たい夕方、
駅のホームで電車を待っていたときのことです。
なんとなく開いたスマホに、
同級生の投稿が流れてきました。

「正社員に復帰しました」
「マイホーム完成しました」
「子どもが私立中に合格しました」

それぞれの家庭の事情があるのは分かっています。
でも、胸の奥がざわっと波立つ。
自分の足元だけが、
砂浜みたいに頼りなく感じる瞬間があります。

“このままでいいの?”という声が止まらない

“このままでいいの?”という声が止まらない

私は派遣で働いています。
期間が終われば、また次を探す。
仕事が決まらない時期も、
これまで何度もありました。

娘は中学生、息子は小学生。
教育費はこれからが本番。
35年ローンも、まだまだ途中。

「もっと安定した働き方を探すべき?」
「今からでも資格を取ったほうがいい?」
「みんなはもっと先を見ているのに、私は…」

焦りは、突然アクセルを
踏み込まれたみたいに強くなります。
頭の中だけが高速道路に乗って、
体は取り残されている感覚。

空回りして、夜にぐったりする

空回りして、夜にぐったりする

焦りに背中を押されるように求人サイトを何件も開き、
条件を比べ、ため息をつく。
履歴書のフォーマットをダウンロードしては閉じる。

何も進んでいないのに、
気持ちだけが疲れていく。
夕食を作りながら、
ぼんやりとフライパンを見つめてしまうこともあります。

焦りは、頑張るエネルギーになる日もあるけれど、
私の場合は、空回りのほうが多い。
だから最近は、焦りそのものをなくそうとするのではなく、
少しだけスピードを落とすことを意識しています。


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私が続けている、小さなブレーキのかけ方

私が続けている、小さなブレーキのかけ方

焦りを追い出そうとすると、余計に暴れるから

「こんなことで焦るなんて」と自分をたしなめると、
かえって胸がざわつきます。

焦りは、消そうとすると大きくなる。
水に浮かぶボールを無理やり沈めようとするみたいに、
押さえた分だけ跳ね上がる。

だから私は、まず「今、焦ってるな」
と認めるだけにしています。
良い悪いはつけない。
ただ、気づくだけ。

5分だけ歩く、1行だけ書く、今日はここまでと決める

私が続けている、小さなブレーキのかけ方

① マンションの周りを5分だけ歩く

焦りが強い日は、夕食のあとに
マンションの敷地をぐるっと一周します。
本当に5分くらい。
空を見上げると、雲がゆっくり流れている。

自分だけが遅れているわけではなくて、
みんなそれぞれの速度で進んでいるのかもしれない、
と少し思える瞬間があります。

② ノートに「今日やったこと」を1行だけ書く

資格の勉強を何時間、ではなくていい。
「夕飯を作った」
「子どものプリントを確認した」
それくらいでいい。

焦りは「足りないもの」ばかり見せてきます。
だから私は、
あえて「もう終わったこと」を書き留めます。

③ 情報を見る時間を区切る

求人サイトやSNSを見るのは、夜9時まで。
それ以降は開かないと決めています。

未来のことを考える時間をゼロにはしません。
でも、だらだら広げない。
焦りに丸ごと夜を渡さないための、
小さな線引きです。

④ 思考を一日単位に戻す

「老後どうする?」ではなく、
「今週どう過ごす?」に戻す。
焦りが遠い未来まで走り出したら、
一日単位に引き戻します。

それでも、周りはどんどん進んで見える

整えたからといって、
同級生の昇進が止まるわけでも、
教育費が減るわけでもありません。

派遣の更新日は来るし、
契約終了の可能性だってゼロではない。

焦りは、これからも何度も顔を出すと思います。
それでも、以前よりは長く居座らなくなった気がします。


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焦りと並んで歩くという選択

焦りと並んで歩くという選択

走らなくても、止まってはいないと気づいた

以前は、焦るたびに
「今すぐ何かしなきゃ」と思っていました。
でも今は、必ずしも走らなくてもいいのかもしれないと感じています。

子どもを送り出し、仕事に行き、
夕飯を作り、洗濯を回す。
それだけで一日は終わる。

派手ではないけれど、確かに進んでいる。
その事実を見落とさないようにするだけで、
焦りの音量が少し下がります。

焦りがゼロになる日は、たぶん来ない

40代という年齢もあるのかもしれません。
これから先のほうが長いとは言い切れない時期。

だからこそ、「このままでいいの?」という声は消えない。
でも、消さなくてもいいのかもしれない。

焦りは、変わりたい気持ちの裏返しでもある。
それを完全に手放すことは、きっと私にはできません。

あなたは、どんなときにスピードが上がりますか

もし今、胸の奥がざわついているなら。
それは、怠けているからではないと思います。

ただ少し、周りのスピードに
飲み込まれそうになっているだけかもしれません。

5分だけ歩く。
1行だけ書く。
今日はここまで、と区切る。

そんな小さなブレーキでも、
思ったよりちゃんと効く日があります。

焦りを完全に消すことはできなくても、
並んで歩くことはできるかもしれない。
私は、そうやって今日も一日を終えています。