PR

子どもの進路の話になると胸がざわつく。私の中にある小さな焦り

子どもの進路の話になると胸がざわつく 感情のはなし

※この記事は「焦りシリーズ」の1本です。

できれば感じたくないのに、
何度も戻ってきてしまう感情があります。

ここでは、その感情を否定せず、
きれいにもしないまま、
40代の女性として暮らす
私の本音を書いています。

解決はしません。
前向きにもなりません。

ただ、「これは私の気持ちだ」
と思える時間になればと思っています。

スポンサーリンク

学校からのプリント一枚で、心が落ち着かなくなる日

学校からのプリント一枚で、心が落ち着かなくなる日

特別な出来事があったわけではないのに、
胸の奥がざわつく日があります。

生活はいつも通りなのに、
頭の中だけが急に忙しくなるような感覚です。

そのきっかけは、
案外ささいなものだったりします。

この日も、夕方にポストから取り出した
一枚のプリントでした。

夕方のキッチンで見つけた進路のお知らせ

その日は、少し蒸し暑い曇り空の日でした。

窓を開けると、
梅雨の前の重たい風が部屋に入ってきます。

夕飯の支度をしながら、
娘の学校のプリントを
何気なく見ていました。

中学生の娘のカバンから
出てきたものです。

そこには「進路説明会のお知らせ」
と書いてありました。

紙をめくると、
受験や高校選びの話が並んでいます。

まだ先のことだと思っていたのに、
急に現実が近づいてきた感じがしました。

コンロの上で味噌汁が静かに
湯気を立てているのに、
私の頭の中だけが少し騒がしくなりました。

胸の奥に広がる「間に合うのだろうか」という気持ち

そのプリントを見ているうちに、
いろいろなことが頭に浮かびました。

塾に行かせたほうがいいのだろうか。

高校の学費は大丈夫だろうか。
大学まで考えると、
どれくらいお金が必要なんだろう。

考え始めると、止まらなくなります。

私は今、派遣の仕事をしています。

契約が終わるたびに、
次の仕事を探す生活です。

子どもはこれから一番
お金がかかる時期に入るのに、
自分の働き方はどこか不安定なままです。

焦りは、静かな部屋に
少しずつ広がる煙みたいです。

気づいたら、視界がぼんやりしている。

そんな感覚でした。

「もっとちゃんとしていれば」と自分を責めてしまう

その夜、娘は何も気にせず
テレビを見て笑っていました。

その姿を見ながら、
私は別のことを考えていました。

「もっと早く貯金しておけばよかった」
「正社員の仕事を続けていればよかった」

過去の選択を、
頭の中で何度も並べ直してしまいます。

友達の中には、
安定した会社で働き続けている人もいます。

もし違う選択をしていたら、
今の私はもっと余裕があったのだろうか。

そんな考えが、
キッチンのシンクに落ちた水滴みたいに、
ぽつぽつと広がっていきました。


スポンサーリンク

この焦りは、私の性格の問題なのか

この焦りは、私の性格の問題なのか

こういう気持ちになるたびに、
私は自分の性格を疑ってしまいます。

心配しすぎなのか、考えすぎなのか。

でも、少し時間が経つと
別の考えも浮かびます。

「私が弱いだけなのか」と思った夜

娘が寝たあと、
リビングでスマホを見ていました。

何気なくLINEを開くと、
ママ友のグループで
高校の話が出ていました。

「うちはもう塾決めたよ」
「この学校がいいらしいよ」

そんなメッセージが並んでいます。

その会話を見ていると、
また焦りが戻ってきました。

でも同時に、ふと思いました。

これは本当に、
私の性格の問題なんだろうか。

立場が違えば、感じることも変わるのかもしれない

もし私が、
安定した収入の仕事をしていたら。

もし貯金に余裕があったら。

同じプリントを見ても、
ここまで焦らなかったかもしれません。

子どもの進路の話は、
多くの家庭にとって大きな出来事です。

そこに、
お金のことや仕事の不安が重なると、
心がざわつくのは
自然なことなのかもしれません。

そう考えると、
焦りは性格だけで
生まれているわけではない気がしました。

生活の状況や立場が重なって、
心の中に浮かんでくる
反応のようなものなのかもしれません。


スポンサーリンク

それでも、私が静かにやっている小さなこと

それでも、私が静かにやっている小さなこと

焦りをなくすことは、
たぶん難しいと思っています。

子どものことや将来のことを考えれば、
どうしても出てきます。

それでも、少しだけ距離を取るために、
私はいくつか小さなことをしています。

頭がいっぱいになったら外を少し歩く

考えすぎているときは、
外に出ることがあります。

近所のスーパーまで歩いて、
牛乳を買うだけの日もあります。

外の空気を吸うと、
頭の中の音が少し
小さくなることがあります。

問題は何も解決していないのに、
考え方の温度が少し下がる感じです。

未来のことを考える時間を区切る

もう一つは、
未来のことを考える時間を
長くしすぎないことです。

気づくと、
何時間も同じことを
考えてしまうからです。

「今日はここまで」と区切るだけでも、
頭の中が少し静かになることがあります。

焦りは消えないけれど、飲み込まれない日もある

正直に言うと、焦りは今もあります。

進路の話が出るたびに、
胸の奥が少しざわつきます。

でも、前より少しだけ違うのは、
その感情にずっと飲み込まれ
続けることが減ったことです。

波が来ても、
しばらくすると引いていくことがあります。

同じような気持ちになる人がいたら

もし、子どもの将来のことを考えて
胸が落ち着かなくなることがあるなら。

それはあなただけでは
ないのかもしれません。

子どもが大きくなるほど、
親の心の中には
いろいろな気持ちが増えていきます。

焦りも、その一つなのかもしれません。

だから、なくそうとするより、
少し距離を取りながら付き合っていく。

私は今、その途中にいる気がしています。


もしかしたら、あなたも今、
似た気持ちかもしれません。

無理に整えなくていいし、
前向きにならなくていい。

ただ、
ここまで読んだあなたのその時間を、
私は大事に思っています。

揺れながらでいい。
私も、また揺れます。

この感情とどう付き合っているかは、
別の記事に書いています⇒焦りの整え