どうして、こんなに落ち着かないんだろう。
夜、子どもたちが寝たあと。
キッチンの電気だけをつけて、
マグカップを流しに置いたまま、スマホを見ていました。
特別な出来事があったわけじゃありません。
仕事で怒られたわけでも、
嫌なことを言われたわけでもない。
それなのに、
胸の奥がざわざわして、
何かに急かされているような気がしました。
「このままでいいの?」
頭の中で、そんな声が聞こえた気がします。
今日は、答えを出す話ではありません。
この焦りを、いったんここに置いてみるだけです。
何かに急かされるような、「停滞感」という名の焦り
昼間は、それなりにやることがあります。
仕事に行って、
子どもの予定を気にして、
夕飯を作って、一日を回す。
忙しいはずなのに、
夜になると急に、
時間が止まったような感覚になることがあります。
何かをしていないわけじゃない。
でも、
「何も前に進んでいない気がする」。
そんな焦りが、
静かに顔を出します。
同年代の人の話を思い出したり、
SNSで流れてきた誰かの近況が
頭に残ったり。
比べるつもりはなかったのに、
気づいたら、
自分の現在地ばかりを見つめていました。
「私は、何をしているんだろう」
「この先、ちゃんと大丈夫なんだろうか」
そんなふうに考え始めると、
止まらなくなります。
そして最後は、
自分に向かって、
こんな言葉を投げていました。
「もっとちゃんとしなきゃ」
「何か始めないと」
でも同時に、
何をすればいいのかは分からない。
焦っているのに、動けない。
動けない自分を、また責める。
この繰り返しが、
一番しんどかったのかもしれません。
焦ってしまうのは、あなたがダメだからじゃない
少し落ち着いてから、
ふと思いました。
この焦りって、
本当に私の性格の問題なんだろうか。
怠けているから?
計画性がないから?
でも、
ここまで何もしてこなかったわけじゃない。
子どもを育てて、
家のことを回して、
働いて、
その日その日をやり過ごしてきた。
それなのに焦るのは、
私がダメだからじゃなくて、
「先が見えにくい場所」に立っているからなのかもしれません。
正解が見えない。
ゴールも分からない。
それでも時間だけは過ぎていく。
そんな状況に置かれたら、
焦らないほうが不思議です。
焦りは、
「もっとちゃんと生きたい」
という気持ちがあるから出てくるもの。
そう考えたら、
少しだけ見え方が変わりました。
完璧に解決しようとするのを、やめてみる
焦りをなくそうとしても、
たぶん、うまくいきません。
だから私は、
完全に解決しようとするのをやめました。
代わりに、
できることを小さくしました。
・夜、スマホを見る時間を少し短くする
・「今すぐ答えを出さなくていい」と声に出す
・焦っている自分を責めない
それだけです。
未来の不安を消そうとしない。
今の自分を、無理に動かさない。
焦りが出てきたら、
「あ、今ちょっと怖いんだな」
そう思うくらいで、十分でした。
焦りは、今を懸命に生きようとしているサイン
焦りは、たぶん、これからも出てきます。
夜になったら、
また同じように落ち着かなくなる日もあると思います。
でも、
焦りがあるからといって、
何も間違っているわけじゃありません。
それは、
今をちゃんと生きようとしているサインです。
すぐに変わらなくても、
少し距離ができるだけで、
また明日はやってきます。
今日はここまでで大丈夫です。
また必要なときに、戻ってきてください。

