海外旅行保険で歯科治療は受けられるの?利用する場合の注意点とは?
海外旅行保険を使って歯科治療は受けることが可能なのでしょうか?
海外旅行保険で歯医者さんを利用した場合、病気や怪我と同じような補償が海外旅行保険で受けられるのかは気になりますよね。歯の治療は国内でも保険の効かないものも多い分野なので気になるところです。
そこで、海外旅行保険で歯科治療は受けられるのかと歯医者さんを利用する場合の注意点について紹介します。
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海外旅行保険で歯科治療
海外旅行保険を利用して歯科治療は受けられものなのかは、急に虫歯になったことなどを考えると知っておく必要がありますね。
海外旅行中に病気や怪我で病院に行くことになってしまったときには、治療費用が莫大になりがちなのはご存知の方も多いでしょう。そのため海外旅行保険に加入しておくことによって、このような場合でも大半の治療費をまかなえるような補償を受けることができるでしょう。
しかし、海外旅行保険は全ての治療に対して保険が適用できるわけではありません。一般的には歯科治療についてはカバーされていません。なぜかというと、歯医者にかかる目的が必ずしも治療に限らないことがしばしばあるということが影響しているといえるでしょう。
歯科治療は審美性が含まれていて、治療を兼ねてより美しい歯を手に入れようとすることもできてしまいます。治療方法も広くて治療を受ける側が選べることが多いため、審美性のために高額治療が必要になったとしてそれをカバーしなければならないのは保険会社にとっては痛手になってしまいます。
また、数日治療が遅れただけで一大事になるような歯の病気は少ないことから、対象外として帰国後に治療を行ってもらうという考え方もできるからです。
海外旅行保険の歯科治療は特約
海外旅行保険を利用して歯科治療は受けられず、全額の治療費を自分で払わなければならないかというと必ずしもそうではありません。
歯科治療に限りませんが、海外での治療は日本国内と比較すると高額になりがちです。それでも虫歯になってしまって激痛に悩まされたら歯科に足を運びたくなるでしょう。
保険会社によっては歯科治療についてもカバーできるようにした海外旅行保険の特約が選べるようになっているものがあるので、こちらに加入しておくと安心です。
多くの保険会社が取り扱っているわけではありませんが、特約が付帯されている保険商品を選ぶことにより規約で定められた範囲内での補償を受けることが可能です。
海外旅行保険での歯科治療の注意点
海外旅行保険での歯科治療が受けられる場合でも注意しなければいけないことがあります。どんな歯科治療でも保険が適用できるということはまずありません。
まず、キャッシュレス・メディカルサービスが利用できないのが一般的です。キャッシュレス・メディカルサービスが利用できれば現地での支払いは一切しなくて済むのですが、歯科治療の場合、本人が支払いをして後に保険会社に請求という流れになります。
保険が適用されるのは一般的に「緊急歯科治療」のみです。歯科医師が必要であると認め、痛みや苦痛を一時的に除去・緩和するための応急処置、義歯・歯科矯正装置の応急修理で、かつ、社会通念上妥当なものでなければ適用されません。
この場合であっても全額を負担してくれることはほとんどありません。治療で負担した費用の50%とか10万円といった金額が上限に設定されているのが通常であり、他の疾病治療に比べると補償額は低めになっているのが一般的でしょう。
歯科治療は、審美性などの問題があるためになかなか全額を補償するという形を取るのは難しいのが実情になっています。思わぬ出費につながる可能性があるので、事前に歯医者さんで健診を受けておくとよいでしょう。
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