海外旅行保険は持病があるとネットから加入できないって本当?
海外旅行保険は持病があると特にネットからは加入できないという話を聞いたことはありませんか?
持病がある人にとっては普通の保険に加入することも難しいことになりがちですが、海外旅行保険についても同様の状況があるのは確かでしょう。
そこで、海外旅行保険は持病があるとネットから加入できないのかと持病があって加入するにはどうすればよいのかについて紹介します。
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海外旅行保険は持病があるとネットから加入できないの?
海外旅行保険に加入しようとする時、持病があるとネットでの申し込みは審査が通らないというのはよく聞く話です。
実際に持病があると申告するとネットで海外旅行保険に加入しようとしても多くの保険商品の場合には加入することができないという状況にあります。
海外旅行保険はカバーしている内容として疾病治療費用や疾病死亡が含まれているため、旅行中に治療が必要になる場合や死亡してしまう場合、合併症によって緊急入院する場合などの懸念があります。
リスクの高い人をカバーしてしまうと全く病気にかからずに治療を受けることがなかった人にまで保険料のしわ寄せがかかってしまうことになるため、保険会社としては原則として持病がある人は申し込めないという形を取っていることが多いのです。
加入するにはどうすればいいの?
海外旅行保険に持病があっても全ての保険に対して加入できないわけではありません。ネットからは加入できない場合でも保険代理店や旅行会社、旅行代理店の窓口等で、持病を申告して手続きを行えば加入できるものがたくさんあります。
ネットの申し込みというのは簡素化して人件費などのコストを抑えることで低価格が実現しているのです。持病がある方の場合、詳しく審査する必要があるので窓口での加入が一般的となり、どうしてもネット申し込みよりは高くなる傾向にあります。
店頭窓口では、もともと持病がある人のために条件が緩和された保険もあります。引受基準緩和型、限定告知型などという保険商品があって医療保険にも加入できるようになっているのが現状です。これに類似した商品として、特約として持病や既往症を補償する特約を持っている海外旅行保険も存在しています。
持病があってもネットから申し込める保険
海外旅行保険に持病があってもネットから申し込める保険もあります。しかし、治療費用や救援費用をカバーするのが基本ですが、内容についてはよく吟味する必要があります。
このような保険では持病として告知を行っておいたものに関してだけ補償されるのが原則になっていて、海外旅行に出発する直前に病気にかかってしまったというのもカバーするかどうかは確認しておく必要があるでしょう。
また、どのような状況でどの程度の期間まで補償を受けられるのかも重要な確認事項です。入院が何日以上にならなければならない、旅行期間が何日まででなければならないといった規約が定められているのが通常なので、その条件を見た上で納得して加入することが大切です。
また、ネット申込みと店頭での申込みとでは補償内容が異なる場合もあるので注意しておくと良いでしょう。全く同一の補償内容にしている保険会社もあるので、自分にとって得のある方法を選んで加入するのが賢明です。
通常の保険に加入するだけで持病などの補償も自動付帯となっていることもあります。特別な手続きも必要なく加入することはできますが、その場合にも加入の仕方によって条件や上限などが変化する可能性を考慮して選びましょう。
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