母の日になぜカーネーションを贈るの?贈っちゃいけない色とは?
5月の第2日曜日は、お母さんに日頃の感謝を伝える日である母の日ですね。
母の日の贈り物として一番ポピュラーなのが、カーネーションの花を贈ることです。
このカーネーション、実に様々な色があります。
品種改良によってさらに増えてきています。
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カーネーションの花の色には、それぞれ花言葉があります。
なかには、母の日に感謝を伝えるのには、良くない花言葉の色もあります。
母の日になぜカーネーションを贈るようになったのかをはじめ、贈っちゃいけない色と色にはどのような意味があるのかを紹介します。
母の日にカーネーション、贈るのはなぜ?
アメリカでは、1914年にアメリカ合衆国議会で5月の第2日曜日を母の日と制定しています。
そのいきさつは、アンナ・ジャービスという女性が、亡き母を追悼する為に教会で記念会を開きましした。
その時、参加者全員にその白いカーネーションを贈ったのです。
その後、アンナの提案により、存命する母親を持つ人は赤いカーネーション、母親を亡くした人は白いカーネーションを自分の胸に着けるようになりました。
この風習が、母親に感謝し、カーネーションの花を贈るようになったきっかけだといわれています。
キリスト教では、十字架に張り付けられてるキリストを見て、母マリアが流した涙が地面に落ち、カーネーションが咲いたという逸話があります。
このことから、白いカーネーションは、生前のキリストとマリアの涙や象徴とされ、赤いカーネーションは、キリストの体から散った血で赤くなったとかキリストの復活の象徴とされています。
このようなことから、5月の第2日曜日の母の日には、カーネーションを贈るという習慣が根付いているのです。
母の日のカーネーション、贈っちゃいけない色とは?
母の日にカーネーションの花を贈るのは、今も昔も一番ポピュラーなことですね。
カーネーションには様々な色があり、それぞれの色には花ことばがあります。
母の日のカーネーションに贈っちゃいけない色とされているのが白色のカーネーションです。
白色のカーネーションの花ことばは、「尊敬」「純潔の愛」「私の愛情は生きている」「愛の拒絶」などですが、故人に贈るという意味合いが強い色とされています。
白いカーネーションは素敵ですが、母の日には贈らないほうが懸命です。
母の日のカーネーション、色にはどんな意味があるの?
母の日にカーネーションの花を贈る方が多いと思いますが、その色について気にされたことはありますか?
素敵だなと思った色を贈っている方も多いのではないでしょうか。
色にはどのような花ことばがあるのかを知っておくと、選ぶ色も変わってくるでしょう。
色によって違うカーネーションの花ことばを紹介します。
まず、カーネーション共通の花ことばがあります。
それは「愛」「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛情」などです。
・赤いカーネーション・・・「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」
一番のオススメはこの色です。ただし、濃い赤の花ことばには「私の心に哀しみを」「欲望」というものがあり、紫や茶、黒に近い赤色のカーネーションには、ネガティブな意味の花言葉が多いので、贈らないようにしましょう。
・ピンクのカーネーション・・・「感謝」「上品・気品」「暖かい心」「美しい仕草」
こちらも赤とあわせてオススメの色ですね。
・オレンジのカーネーション・・・「純粋な愛」「あなたを熱愛します」「清らかな慕情」
贈っても問題はないのですが、どちらかというと母親に感謝する意味合いよりもどちらかというと恋人向けの花ことばです。
・黄色のカーネーション・・・「軽蔑」「美」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」
黄色のカーネーションは綺麗で素敵ですが、母親に感謝するのには、相応しくない花ことばもあるので、できれば贈らないようにしたい色です。
やはり、赤とピンクのカーネーションを贈るのがオススメです。
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