冷凍庫にストックしておいたウインナーを使いたいとき、レンジでパパッと解凍できたら便利ですよね。
でも、いざ加熱してみると「ボンッ!」という音と共に皮が破裂してしまったり、加熱時間の加減が難しくて中が冷たいままだったりした経験はありませんか?
実は私も、以前はお弁当作りのたびに失敗してレンジの中を掃除する羽目になっていました。
冷凍のウインナーをレンジで温めるときには、ちょっとしたコツを知っているだけで、爆発を防いで美味しく仕上げることができるんです。
- 爆発を防ぐための簡単な下準備とコツ
- 本数やワット数に合わせた最適な加熱時
- まるでボイルしたような食感にする裏技
- お弁当作りが楽になる時短アレンジ術
冷凍ウインナーをレンジで解凍する基本技

忙しい朝や、あと一品欲しいときに重宝する冷凍ウインナーですが、適当にレンジに入れると失敗の元です。
ここでは、誰でも簡単にできる失敗知らずの解凍テクニックを基本から紹介しますね。
ほんのひと手間で、驚くほど仕上がりが変わりますよ。
爆発を防ぐための爪楊枝テクニック
冷凍ウインナーをレンジで温める際に最も多い失敗が、皮が破れて中身が飛び散ってしまう「爆発」ですよね。
これは、加熱によってウインナー内部の水分が蒸気となり、逃げ場を失って膨張することで起こります。
これを防ぐために一番確実で手軽な方法が、加熱前に爪楊枝やフォークで数カ所穴を開けておくことです。
具体的には、ウインナー1本につき3〜4カ所程度、ケーシング(皮)を突き破るようにプチッと穴を開けます。
この小さな穴が蒸気の逃げ道となり、内側からの圧力を逃がしてくれるんです。
特に皮がパリッとしたタイプのウインナーは破裂しやすいので、この工程は必須と言えます。
もし包丁を使う余裕があるなら、斜めに浅く切り込みを入れる「飾り切り」をするのも効果的です。
見た目も可愛くなりますし、破裂防止にもなるので一石二鳥ですよ。
凍ったままの状態だと少し硬いかもしれませんが、無理に深く刺す必要はありません。
皮に穴が開けば十分効果がありますので、手を滑らせないように注意しながら試してみてくださいね。
これだけで、レンジ庫内の掃除という悲劇から解放されます。
最適な加熱時間とワット数の目安

レンジ調理で一番悩むのが「何分温めればいいの?」という点ですよね。
冷凍ウインナーの場合、加熱しすぎは硬くなる原因になりますし、足りないと中心が冷たいままです。
一般的な目安としては、500Wまたは600Wのレンジで、ウインナー3本あたり約30秒〜40秒から様子を見るのがおすすめです。
ただし、お使いのレンジの機種やウインナーのサイズによって加熱具合は大きく変わります。
いきなり長時間をセットするのではなく、まずは短めの時間で設定し、足りなければ10秒ずつ追加加熱するのが失敗しないコツです。
一気に熱を通そうとすると、一部だけが高温になって焦げたり破裂したりすることがあるため、「少し足りないかな?」くらいで止めて余熱で温めるのも賢い方法ですね。
| 本数 | 500Wの目安 | 600Wの目安 |
|---|---|---|
| 1〜2本 | 約20〜30秒 | 約20秒 |
| 3〜4本 | 約40〜50秒 | 約30〜40秒 |
| 5〜6本 | 約1分〜1分20秒 | 約50秒〜1分 |
また、最近の電子レンジには「解凍モード」や「低出力(200Wなど)」がついているものも多いですよね。
もし時間に余裕があるなら、この低出力モードを使って2〜3分かけてじっくり解凍すると、加熱ムラが起きにくく、よりふっくらとした仕上がりになります。
ラップはふんわりかけるのがコツ

お皿にウインナーを並べた後、ラップをどのようにかけていますか?
ここにも重要なポイントがあります。
冷凍ウインナーをレンジにかける際は、ラップを「ふんわり」とかけることを意識してください。
お皿の縁にピッチリと張り付くように密閉してしまうと、加熱中に発生した蒸気の圧力でラップが破れたり、逆に真空状態のようになってウインナーが潰れてしまったりすることがあるからです。
ふんわりと空間を持たせてラップをかけることで、適度な蒸気がウインナー全体を包み込み、乾燥を防ぎながら温めることができます。
蒸らし効果も期待できるので、しっとりとした食感に仕上がりやすいんですよ。
もし専用のレンジ蓋(フードカバー)をお持ちなら、それを使うのも非常に便利です。
ラップをかけずに加熱すると、水分が飛んで皮がシワシワになったり、硬くなったりして食感が悪くなります。
必ずラップや蓋をして、水分を逃がさないようにしましょう。
また、ウインナー同士がくっついた状態で冷凍されている場合は、無理に剥がそうとせず、まずはそのままふんわりラップで少し加熱してみてください。
少し解凍されてから離して、再度加熱すると均一に温まります。
水を使ってボイル風にする方法

「レンジだと焼いたような脂っぽさが気になる」「やっぱりボイルしたプリプリ感が好き」という方におすすめなのが、レンジを使ってボイル風に仕上げる方法です。
実はお鍋でお湯を沸かさなくても、深めのお皿と少量の水があれば再現可能なんです。
やり方はとても簡単です。
耐熱容器(深さのあるボウルなどがおすすめ)に冷凍ウインナーを入れ、ウインナーが半分以上浸かるくらいの水を注ぎます。
その上からふんわりとラップをかけ、通常より少し長め(3本で1分〜1分30秒程度)に加熱してみてください。
お湯の中で加熱される状態になるので、余分な脂が落ちて、茹でたてのようなプリッとした食感になります。
加熱が終わった後は容器もお湯も非常に熱くなっています。
取り出す際は火傷に十分注意し、湯切りをする際もスプーンやザルを使って安全に行ってくださいね。
この方法なら、お鍋を洗う手間も省けますし、少量の水で済むので節水&時短になります。
特に朝の忙しい時間帯に、さっぱりとしたウインナーを食べたいときには最強のテクニックだと私は思います。
そのまま加熱するとどうなる?

ここまで色々な工夫をお伝えしてきましたが、「面倒くさいからそのままチンしちゃダメなの?」と思う方もいるかもしれません。
結論から言うと、下処理なしでそのまま加熱するのは避けたほうが無難です。
爪楊枝で穴も開けず、ラップも適当、あるいはラップなしで加熱してしまうと、前述した通り「爆発」のリスクが非常に高まります。
庫内に飛び散った脂や肉片の掃除は本当に大変ですし、最悪の場合、レンジの故障にもつながりかねません。
また、爆発しなかったとしても、皮が破れて肉汁が全部流れ出てしまい、パサパサで旨味のない残念なウインナーになってしまうことが多いです。
さらに、凍ったままの状態で均一に加熱するのは意外と難しく、端っこは焦げているのに真ん中は冷たい「シャリッ」とした状態になることもよくあります。
美味しいウインナーを食べるため、そして後の掃除の手間を増やさないためにも、最低限「穴あけ」と「ふんわりラップ」だけは実践することをおすすめします。
冷凍ウインナーはレンジ活用で弁当も楽

毎朝のお弁当作り、少しでも時間を短縮したいですよね。
冷凍ウインナーと電子レンジの組み合わせは、そんな忙しい朝の救世主です。
ここからは、お弁当に入れる際に気をつけたいポイントや、レンジだけで完結する簡単アレンジ術をご紹介します。
忙しい朝のお弁当作りに時短活用
お弁当の隙間埋めおかずとして定番のウインナーですが、フライパンを出して油を引いて焼くとなると、洗い物も増えて意外と手間がかかります。
そこでレンジの出番です。
冷凍庫から必要な本数だけ取り出し、先ほど紹介した手順でチンするだけなら、調理時間はわずか1分程度で済みます。
その間に卵焼きを焼いたり、他のおかずを詰めたりできるので、朝の貴重な時間を有効に使えますよね。
私はいつも、耐熱容器にウインナーと、横に冷凍のブロッコリーを一緒に並べて加熱しています。
これで一度に2品のおかず(ウインナーと温野菜)が完成するので、本当に助かっています。
シリコンスチーマーなどを使えば、そのまま食卓やお弁当箱の横まで持っていけるので、さらに洗い物が減って楽ちんですよ。
「焼いた焦げ目が欲しい」という場合は、レンジで解凍・加熱した後に、トースターで1〜2分焼くという合わせ技もおすすめです。
フライパンを使わずにパリッとした皮と香ばしさを再現できるので、ぜひ試してみてください。
解凍後のドリップを抑える工夫

お弁当にウインナーを入れる際、気になるのが解凍後に出る水分(ドリップ)や余分な脂です。
これがそのままお弁当箱に入ってしまうと、ご飯や他のおかずがベチャベチャになったり、雑菌が繁殖する原因になったりしてしまいます。
特に夏場は衛生面でも気をつけたいですよね。
レンジで加熱した直後のウインナーは、表面に脂や水分が浮き出ています。
お弁当箱に詰める前に、必ずキッチンペーパーの上で一度転がして、水分と余分な脂をしっかり吸い取るようにしましょう。
このひと手間で、時間が経っても美味しい状態をキープできますし、お弁当全体の傷み防止にもつながります。
ウインナーが熱いうちは内部からまだ蒸気が出ています。
完全に冷めるまで待ってから詰めるのが基本ですが、急いでいる場合でも表面の水気だけは拭き取ることを習慣にしてください。
ボイル風に水を使って加熱した場合は、特に水気が残りやすいので注意が必要です。
ザルにあげて湯切りをした後、さらにペーパーで拭くくらい念入りに行うのが、お弁当を美味しく保つコツですね。
まずいと感じさせない仕上げ方

「レンジで温めたウインナーは、冷めると硬くてまずい」なんて言われたことはありませんか?
確かに、レンジ加熱は水分が蒸発しやすいため、冷めると皮が固くなりがちです。
これを防ぐためには、加熱後の「蒸らし」が重要になってきます。
レンジの加熱時間が終わったら、すぐにラップを外さずに、そのまま1分ほど置いておきましょう。
余熱でじっくり中まで火を通すことで、急激な温度変化による水分の蒸発を防ぎ、しっとりとした状態を落ち着かせることができます。
また、お弁当用であれば、加熱前にほんの少しだけ料理酒を振ってからラップをするのも裏技です。
お酒の効果で肉の臭みが消え、ふっくらと柔らかく仕上がります。
アルコール分は加熱で飛びますので、お子様のお弁当でも問題ありません。
冷めても美味しいと言わせるために、ぜひ試してみてください。
チーズをのせた簡単アレンジ

ただのウインナーに飽きてしまったら、レンジだけで完結する「チーズウインナー」はいかがでしょうか。
これが子供たちにも大人気なんです。
作り方はとてもシンプルで、切り込みを入れた冷凍ウインナーを耐熱皿に並べ、その上にとろけるチーズを乗せてチンするだけです。
ポイントは、ウインナーの下にキャベツやコーンなどを敷いておくこと。
溶け落ちたチーズが野菜に絡んで、無駄なく美味しくいただけます。
仕上げにドライパセリや黒こしょうを振れば、見た目も立派な一品おかずになりますよ。
ケチャップと粒マスタードをあらかじめウインナーにかけてからチーズを乗せると、ピザ風の味わいになってご飯がすすみます!
フライパンでチーズを溶かすと焦げ付いて洗うのが大変ですが、レンジならクッキングシートを敷いて調理すれば、お皿も汚れず後片付けも捨てるだけ。
忙しい朝にこそ、こういった「映え」て「楽」なメニューを取り入れたいですね。
冷凍ウインナーとレンジの時短術まとめ
ここまで、冷凍ウインナーをレンジで美味しく安全に解凍する方法をご紹介してきました。
最後に改めてポイントをおさらいしておきましょう。
まず、最大の敵である「爆発」を防ぐためには、必ず爪楊枝などで穴を開けること。
そして、加熱時間を短めに設定し、ふんわりとラップをかけて様子を見ながら温めることが大切でしたね。
お弁当に入れる際は、余分な水分をしっかり拭き取り、蒸らし時間を設けることで冷めても美味しい仕上がりになります。
冷凍庫にウインナーがあれば、買い物に行けない日でもなんとかなるという安心感があります。
今回ご紹介したレンジ活用術をマスターすれば、もう「解凍が面倒」「爆発が怖い」と悩むことはありません。
ぜひ明日のお弁当作りや朝食から、このテクニックを役立ててみてくださいね!


