夜になると、理由もなく落ち着かなくなる日があります。
子どもは寝ていて、家の中は静かなのに、
私の中だけ何かがざわざわしているような夜。
今日はそんな日の話を書いてみようと思います。
子どもの寝顔を見ながら、なぜか胸がざわざわした

夜の静かなリビングで、ママ友の投稿を見てしまった
夜、子どもたちがやっと寝てくれて、
リビングの電気を消す前にスマホを見ていました。
クラスのママ友の投稿で、
「正社員に復帰しました」
「資格の勉強を始めました」
という文字が流れてきて、
指が止まりました。
私は、明日も派遣の仕事。
時給もほとんど変わらず、昇給もなく、
いつ契約が切れるかわからないまま。
子どもは元気だし、今日も無事に終わったのに、
なぜか胸の奥がざわざわして眠れなくなりました。
みんな進んでいる気がして、私だけ止まっている感覚

焦り、という言葉が一番近かった気がします。
みんな何かを積み上げているのに、
私は何もしていないような感覚。
このまま何年も同じ働き方で、
子どもが大きくなったとき、
私はどんな大人になっているんだろう、
と考え始めてしまいました。
スマホを閉じればいいのに、
なぜか見続けてしまう。
比較して、勝手に落ち込んで、
勝手に疲れていました。
動けないのは、やる気がない私のせいなんだと思った
「やる気がないから変われないんだ」
「本気なら、勉強でも転職でも動いているはず」
そんな声が、頭の中で聞こえてきました。
子どもを理由にして、
楽な方を選んでいるだけなんじゃないか。
何も変わらない自分は、
怠けているんじゃないか。
そんなふうに、
自分を小さくしてしまう夜でした。
この焦りは、私の性格が悪いからなんだろうか

この焦りって、本当に私の性格の問題なんだろうか
でも、ふと考えました。
この焦りって、
本当に「私の性格の問題」なんだろうか、と。
毎日、子どもの送り迎え、
家事、仕事、学校のプリント確認。
それだけで一日が終わってしまうのに、
「もっと何かしなきゃ」と思うのは、
少し無理がある気がしました。
何もしていないわけじゃない。
ただ、目に見える「成果」が少ないだけなのかもしれない、
と少しだけ立ち止まりました。
不安定な働き方が生んだ、ただの反応かもしれない

焦りは、悪いものじゃなくて、
今の環境から出てきたサインなのかもしれない。
不安定な働き方、
先の見えない家計、
子どもの将来。
そういう条件がそろえば、
誰でも焦るんじゃないかと思いました。
焦っている自分は、
怠け者でも失敗者でもなくて、
ただ状況に反応しているだけ。
そう考えると、
少しだけ息がしやすくなった気がしました。
何も変えなくても、できることはほんの少しだけある

今日だけの小さなこと
大きな決断や努力はできなくても、
今日できる小さなことなら、
いくつかある気がします。
ひとつは、
スマホを見る時間を少しだけ減らすこと。
比較しない時間をつくるだけで、
心が静かになる瞬間がありました。
もうひとつは、「焦っている」と言葉にしてみること。
ノートに書いたり、
心の中でつぶやいたり。
感情に名前をつけるだけで、
少し距離ができる気がしました。
それだけで人生が変わるわけじゃないけれど、
今日をやり過ごす助けにはなりました。
焦りは消えないけれど、少し距離を置ける気がした
たぶん、焦りは消えないと思います。
子どもが大きくなっても、
仕事が変わっても、
別の形でまた出てくる気がします。
でも、「私は今、焦っているんだな」と気づければ、
飲み込まれすぎずに済むかもしれない。
少し横に置いて、子どもの寝息を聞いたり、
温かいお茶を飲んだりする余裕が生まれるかもしれない。
そんな未来なら、なんとなく想像できました。
同じ夜を過ごしている人へ、ここに置いておく言葉
もし今、同じように焦っているなら、
その感情は間違いじゃないと思います。
頑張れていない証拠でも、
努力不足の証明でもない。
ただ、今の環境の中で生きている
人間の自然な反応なんだと思います。
無理に前向きにならなくていいし、
何かを決めなくてもいい。
またこういう夜が来たら、
ここに戻ってきてもらえたらうれしいです。
私も、たぶんまた同じように焦ると思うので。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
このブログでは、
嫉妬・劣等感・焦りといった
できれば感じたくない感情について書いています。
もし今、この気持ちがまだ残っているなら、
近い感情の記事も、ここに置いておきます。
