PR

「いいな」と思ったあとに、自己嫌悪がくる夜のこと

「いいな」と思ったあとに、自己嫌悪がくる夜のこと 嫉妬

どうして、嫉妬はこんなふうに突然やってくるんだろう。

夜、リビングのソファでひとり、
スマホを指でスクロールしていたとき。

部屋の明かりだけがついていて、
子どもたちはもう寝息を立てていました。

特別な出来事があったわけでもないのに、
ふと、置いていかれるような感じが胸に広がりました。

「性格悪いな、私」

頭の中で、そんな声が聞こえた気がします。

今日は、答えを出す話ではありません。
この感情を、いったんここに置いてみるだけです。

スポンサーリンク

他人の投稿を見て、手が止まった夜

他人の投稿を見て、手が止まった夜

夜、子どもたちが寝たあと、
リビングのソファに座っていました。

なんとなくスマホを開いて、
SNSを眺めていました。

ママ友が家族旅行に行った写真、
友だちが正社員に復帰したという報告、
夫婦で外食したという投稿。

画面をスクロールしながら、
親指が少しだけ重く感じました。

特別な出来事があったわけでもないのに、
心の中に小さな波が立った気がしました。

湧き上がる感情

「いいな」と思いました。
素直に羨ましかったです。

旅行の写真を見ては、
「うちは今年も近場だけかな」と考え、
正社員の話を見ては、
「私はずっと派遣なんだろうなあ」と考えました。

羨ましさと一緒に、
置いていかれるような感覚が胸の奥に広がっていきました。

嫉妬という言葉が、
静かに浮かんできました。

ため息をつきました

そのあと、頭の中でいつもの声が始まりました。

「人の幸せを素直に喜べないなんて、心が狭い」
「性格悪いな、私」
「どうしてこんなに比べてしまうんだろう」

誰かに言われたわけでもないのに、
自分で自分を責めていました。

嫉妬している自分が恥ずかしくて、
情けなくて、
画面を見ながらため息をつきました。

スポンサーリンク

「私の性格が悪いのかな」と立ち止まった瞬間

「私の性格が悪いのかな」と立ち止まった瞬間

その夜、スマホを伏せて、
しばらく天井を見ていました。

「これって、私の性格が悪いからなのかな」と、
ふと疑問に思いました。

誰かを羨ましいと思うことは、
そんなに悪いことなのか。

それとも、今の立場だからこそ、
そう感じてしまうだけなのか。

ソファに横になりながら、
心の中のざわざわをそのまま眺めていました。

この感情は

この感情は

たぶん、この嫉妬は、
私が意地悪だから出てくる感情ではなくて、
「不安な場所にいるよ」というサインなのかもしれません。

派遣で働いていて、収入は限られていて、
子どもの教育費や老後のことを考えると、
頭のどこかでずっと心配が鳴っています。

そんな状態で、他人の「余裕」や「安定」を見れば、
心がざわつくのは自然な反応なのかもしれないと思いました。

嫉妬は、私の性格ではなく、
今の環境への反応なんだと考えると、
少しだけ自分を責める力が弱くなった気がしました。

スポンサーリンク

嫉妬と一緒に過ごす、今日できる小さなこと

朝日が部屋に差し込んでいる

その夜、私は大きな決断をしたわけではありません。
ただ、今日できる小さなことをいくつかしました。

ひとつ目は、スマホを裏返して、
テーブルに置くこと。

比べる材料を増やさないための、ささやかな行動です。

ふたつ目は、「今、嫉妬してるな」と心の中でつぶやくこと。
良い悪いを判断せずに、ただ実況するだけです。

みっつ目は、コップに水を入れて、ゆっくり飲むこと。

何かを改善するためではなく、
今ここにいる自分を感じるために。

振り回されっぱなしでもない

これからも、誰かの投稿を見て羨ましくなる日は来ると思います。
友だちの昇進の話を聞いて、
胸がざわつく日もあると思います。

でも、「また嫉妬が出てきた」と気づけるだけで、
少し距離が取れる気がします。

感情に飲み込まれるのではなく、
「あ、今鳴っている」と横に置く感じです。

嫉妬は消えないけれど、
嫉妬に振り回されっぱなしでもない、
そんな未来がぼんやりと見えました。

そのままで大丈夫

もし今、誰かの幸せを見て、
心がざわっとしているなら、
それはあなたが意地悪だからでも、
心が狭いからでもないのかもしれません。

ただ、不安な場所で踏ん張っているから、
心がそう反応しているだけなのかもしれません。

ここに書いてあることが、
すぐ役に立たなくても大丈夫です。
「同じ気持ちの人がいる」
と思ってもらえたら、それで十分です。

また嫉妬に飲み込まれそうになったら、
ここに戻ってきてください。
何かを変えなくても、
ここにいるだけでいい場所が、
ひとつくらいあってもいいと思うので。


嫉妬は消えないし、
なくす必要もないのかもしれません。
黒い感情も、不安も、
今の私の立場が教えてくれる情報のひとつだと思えたら、
少しだけ楽になります。

誰かと比べてしまった夜は、
スマホを伏せて、水を飲んで、ただ静かに座ってみる。
それだけでも、心のざわざわは少し小さくなる気がします。

そしてまた、ここに戻ってきてください。
あなたの感情は、そのままで大丈夫だと思っています。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

このブログでは、
嫉妬・劣等感・焦りといった
できれば感じたくない感情について書いています。

もし今、この気持ちがまだ残っているなら、
近い感情の記事も、ここに置いておきます。

▶︎同じ気持ちのまま読める記事

▶︎少し似た感情の記事

▶︎自分を責め始めたとき、いったん立ち止まる方法