米粉のベーグルを家で作りたいけれどオーブンがないから無理だと諦めていませんか。
実はフライパンを使えば特別な道具がなくても誰でも簡単にモチモチのベーグルが作れるんです。
発酵なしで手軽にできる人気レシピやイーストなしで作る方法など、忙しい毎日でもパッと作れるアイデアがたくさんあります。
米粉ならではのグルテンフリーな美味しさをフライパンひとつで楽しむ方法をご紹介します。
- 発酵なしやイーストなしで手軽に作れる米粉ベーグルのレシピ
- 豆腐やヨーグルトを使ってモチモチ食感にする裏技
- フライパンでも失敗せず綺麗な焼き色をつけるコツ
- 固くならずに美味しく保存する方法と温め直し方
フライパンで作る人気の米粉ベーグル

オーブンを使わずに、普段使っているフライパンだけで作れる米粉ベーグルのレシピは、手軽で洗い物も少なく済むのが最大の魅力です。
ここでは、初心者の方でも失敗なく作れる人気のバリエーションをいくつかご紹介していきますね。
発酵なしで簡単な人気レシピ
「パン作りは発酵時間が長くて大変」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実は、米粉とベーキングパウダーを組み合わせることで、面倒な発酵時間をゼロにすることができるんです。
小麦粉のパンと違って、米粉はグルテンを含まないため、生地を長時間寝かせてグルテン網を形成する必要がありません。
作り方は驚くほど簡単です。
ボウルに米粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩、そして水分となる材料を入れて混ぜ合わせるだけ。
粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜたら、好きな形に成形してすぐに焼く工程に入れます。
これなら、「食べたい!」と思ったその時に、30分もかからずに焼き立てのベーグルを食卓に並べることができますよね。
特に忙しい朝や、お子様のおやつタイムにぴったりのレシピです。
発酵なしレシピの場合は、成形後すぐに加熱することで、ベーキングパウダーの反応を最大限に活かしてふっくら仕上げることができます。
豆腐を使ってモチモチにする

米粉ベーグルをもっとヘルシーに、そして食感を良くしたい時におすすめなのが「豆腐」を使ったレシピです。
水分の一部、あるいは全量を豆腐に置き換えることで、驚くほどモチモチでしっとりとした食感に仕上がります。
豆腐の大豆タンパク質が生地に加わることで、栄養価もアップするのが嬉しいポイントですよね。
使う豆腐は、滑らかな「絹ごし豆腐」がおすすめです。
木綿豆腐だと粒が残りやすく、生地のまとまりが悪くなることがあるためです。
豆腐の水分量はメーカーによって異なるので、最初はレシピ通りの分量より少し少なめに入れ、生地の硬さを見ながら調整するのがコツです。
耳たぶくらいの柔らかさを目指して捏ねていきましょう。
時間が経っても固くなりにくいので、翌日の朝ごはん用としても重宝しますよ。
ヨーグルトでしっとりさせる

「米粉パンはパサつきやすい」と感じている方にぜひ試していただきたいのが、ヨーグルトを生地に練り込む方法です。
ヨーグルトの酸味がベーキングパウダーと反応し、炭酸ガスを発生させる助けとなるため、ふっくらとしたボリュームが出やすくなります。
また、乳製品のコクが加わることで、風味豊かなリッチな味わいのベーグルになります。
使用するのは無糖のプレーンヨーグルトが基本です。
ヨーグルトを加えることで生地が少しベタつくことがありますが、手に薄く油を塗って作業するとスムーズに成形できますよ。
焼き上がりは、ほんのりとした酸味と米粉の甘みが絶妙にマッチして、クリームチーズやジャムとの相性も抜群です。
しっとり感が長持ちするので、サンドイッチにしてお弁当に持っていくのもおすすめです。
イーストなしで手軽に作る

ドライイーストを使わないレシピは、予備発酵の手間や温度管理の難しさから解放されるため、パン作り初心者さんにとって非常にハードルが下がります。
イーストの独特な香りが苦手という方にも、素材の味がダイレクトに感じられるイーストなしの米粉ベーグルは好評です。
イーストの代わりに膨張剤としてベーキングパウダーを使用しますが、ここで注意したいのが「アルミフリー」のものを選ぶことです。
独特の苦味を抑えられ、お子様にも安心して食べさせられますね。
イーストを使わない生地は、どうしても膨らむ力が弱くなりがちですが、フライパンで蒸し焼きにする工程を加えることで、蒸気の力でふっくらと持ち上げることができます。
思い立ったらすぐ作れる手軽さを一度味わうと、もう市販のベーグルには戻れないかもしれません。
卵なしのグルテンフリー生地

米粉ベーグルを作る大きなメリットの一つは、アレルギー対応がしやすいことです。
卵を使わずに、米粉、水(または豆乳)、油、砂糖、塩だけで作るシンプルな生地は、完全なグルテンフリーかつヴィーガン対応も可能です。
卵アレルギーのお子様がいるご家庭でも、みんなで同じものを美味しく食べられるのは幸せですよね。
卵なしだとコクが足りないのでは?と心配されるかもしれませんが、米粉本来の優しい甘みと香ばしさが引き立ち、毎日食べても飽きのこない味に仕上がります。
油分には香りの少ない米油や太白ごま油を使うと、よりさっぱりとした味わいになりますし、オリーブオイルを使えば食事系のベーグルとして楽しめます。
シンプルだからこそ、素材選びに少しこだわってみると、ワンランク上の仕上がりになりますよ。
チーズを入れたアレンジ方法

プレーンな味に慣れてきたら、ぜひ挑戦してほしいのがチーズを使ったアレンジです。
生地の中に角切りのプロセスチーズを巻き込んだり、成形した後にピザ用チーズをトッピングして焼いたりと、バリエーションは無限大です。
特にフライパン調理なら、底面でカリカリに焦げたチーズの香ばしさを楽しむことができます。
巻き込む際は、焼いている途中でチーズが飛び出さないように、生地の閉じ目をしっかりとつまんで閉じることが大切です。
もし漏れ出てしまっても、フライパンならそれが「羽根」のようになって、カリッとした美味しいアクセントになります。
黒胡椒を少し振って大人の味にしたり、枝豆と一緒に混ぜ込んでおつまみ風にしたりと、自分好みのアレンジを見つけるのも手作りならではの楽しみ方ですね。
チーズの塩分があるため、生地に入れる塩の量を少し控えるとバランスの良い味になります。
米粉ベーグルをフライパンで焼くコツ

フライパンでのパン作りはオーブンとは違ったコツが必要です。
「中が生焼けだった」「表面が焦げてしまった」という失敗を防ぐために、私が実践している焼き方のポイントや、美味しく仕上げるためのちょっとした工夫を詳しく紹介します。
失敗して固くなる原因とは
せっかく作った米粉ベーグルが、石のようにカチカチに固くなってしまった経験はありませんか?その最大の原因は「水分の蒸発」と「加熱のしすぎ」にあることが多いです。
米粉は小麦粉に比べて乾燥しやすく、焼く時間が長すぎると水分がどんどん抜けていってしまいます。
また、生地を作る際の水分量が少なすぎるのも固くなる原因の一つです。
米粉の種類によって吸水率が全く異なるため、レシピ通りの水分量でも足りない場合があります。
耳たぶくらいの柔らかさを目安に、状態を見ながら水分を調整することが重要です。
そして、焼きあがった後にそのまま放置して冷ますのもNGです。
粗熱が取れたらすぐにラップで包むことで、水分を閉じ込めてしっとり感をキープできますよ。
弱火で長時間焼き続けると水分が抜けきって固くなります。
蓋をして蒸し焼きにし、短時間で火を通すことを意識しましょう。
美味しい焼き色の付け方

フライパンで焼くと、どうしてもホットケーキのようなのっぺりとした焼き色になりがちですが、お店のような美味しそうな焼き色をつけるコツがあります。
それは、「蒸し焼き」の後に「焼き目をつける工程」を分けることです。
まずは少量の水を入れて蓋をし、蒸し焼きにして中まで火を通します。
水分がなくなって中まで火が通ったら、蓋を外して水分を飛ばし、最後に少量の油やバターをフライパンの空いているスペースに落とします。
ベーグルをその油に馴染ませるようにして少し火力を強めると、カリッとした香ばしいきつね色の焼き目がつきます。
このひと手間で、見た目も食感も格段にレベルアップします。
カロリーオフのポイント
ヘルシー志向の方にとって、ベーグルのカロリーは気になるところですよね。
フライパンで作る場合、茹でる工程(ケトリング)を省略して蒸し焼きにすることで調理器具を減らせますが、本格的な食感を目指して茹でる場合は、お湯に砂糖やハチミツを入れすぎないように注意しましょう。
これらは焼き色とツヤを出すために必要ですが、カロリーには影響します。
また、生地に混ぜる油分を極力減らすのもポイントです。
米粉ベーグルは油分なしでも作れますが、少し固くなりやすいのが難点。
そこで、油の代わりに「おからパウダー」や「ヨーグルト」を使ってしっとり感を補うと、カロリーを抑えつつ満足感のある食べ応えを実現できます。
具材を入れる場合も、チーズやチョコではなく、ゴマやナッツ、ドライフルーツなどを選ぶと健康的ですね。
冷凍保存で長持ちさせる

米粉ベーグルは、焼いた当日が一番美味しいのは間違いありませんが、一度にたくさん作って保存しておきたい時もありますよね。
そんな時は迷わず冷凍保存を選びましょう。
冷蔵庫での保存は、デンプンの老化が進みやすく、ボソボソとした食感になりやすいためおすすめしません。
冷凍する際は、焼きあがって粗熱が取れたら、まだほんのり温かいうちに一つずつラップでぴったりと包みます。
さらにジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫へ。
こうすることで、焼きたての水分と風味を閉じ込めることができます。
保存期間の目安は約2週間から1ヶ月ですが、美味しく食べるなら2週間以内に食べ切るのがベストです。
翌日でも硬くならないコツ
翌日に食べる場合、どうしても少し固くなってしまうのが米粉パンの宿命です。
でも、温め直し方を工夫すれば、焼きたてに近いモチモチ感を復活させることができます。
一番のおすすめは、「電子レンジ」と「トースター」のダブル使いです。
まず、ラップに包んだまま電子レンジ(600W)で20〜30秒ほど、触って少し温かいと感じる程度まで加熱します。
これで中をモチモチに戻します。
その後、ラップを外してトースターで1〜2分軽く焼くと、表面がカリッとして香ばしさが戻ります。
フライパンで温め直す場合は、軽く霧吹きで水をかけてから蓋をして弱火で温めると、蒸気効果でふっくら仕上がります。
「固いから失敗だ」と諦める前に、ぜひこのリベイク方法を試してみてくださいね。
フライパンで焼く米粉ベーグルのまとめ
今回は、オーブンなしで簡単に作れる「米粉 ベーグル フライパン」のレシピとコツについてご紹介しました。
専用の型や高度な技術がなくても、フライパンと蓋さえあれば、お家で本格的なモチモチベーグルを楽しむことができます。
発酵なしで時短で作るもよし、豆腐やヨーグルトでアレンジを楽しむもよし。
失敗しないポイントは、生地の水分調整と、乾燥を防ぐ焼き方にあります。
最初は少し形がいびつになっても、自分で作った焼きたてのベーグルの味は格別です。
ぜひ、休日の朝ごはんや毎日のランチに、フライパンで作る米粉ベーグルを取り入れてみてください。
グルテンフリーで体に優しい美味しさが、毎日の食卓をちょっと豊かにしてくれるはずです。
※この記事の内容は一般的なレシピやコツに基づいています。
使用する米粉の種類や調理環境によって仕上がりが異なる場合があります。


