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肺炎って人にうつるの?肺炎の原因や感染経路・予防とは?

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原因別死亡率で3番目に多いのが肺炎です。

肺炎とは、細菌やウイルスなどの病原微生物により肺に炎症が起きる
病気のことをまとめて肺炎とよんでいます。

肺炎で亡くなる人の9割以上が65歳以上の高齢者というのも特徴です。

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もし、肺炎に罹ってしまったり、罹った人がいた場合、肺炎って
人にうつるのかが気になりますね。

肺炎の原因や感染経路、予防方法と合わせて紹介します。

肺炎って人にうつるの?


風邪がいつまでも治らないと思っていたら、実は肺炎だったという話は
よく聞きます。

これが高齢者だと命に関わってくる危険な病気が肺炎です。

咳や痰がいつまでたっても治まらなかったり、発熱とあわせて胸の痛み
があるようでしたら、肺炎の可能性があります。

肺炎って人にうつるの?ですが、うつりやすい肺炎とそうではないものが
あります。

風邪をこじらせてなった肺炎やアレルギー性のものなど免疫力が落ちて
いたり、体力がなくなっているときなどにかかりやすい肺炎は
人にうつりにくいです。

肺炎球菌による肺炎やインフルエンザ肺炎、SARS、マイコプラズマ
肺炎は人にうつりやすい肺炎です。

人にうつりやすい肺炎は主に咳と共に吹き出される霧状になった唾の中
に含まれた病原体によってうつります。

空気に浮遊している病原体を吸い込む空気感染でもうつります。

人にうつりやすい肺炎はいきなり肺へ入るとは限りません。
一度、喉に定着し、様々な上気道症状を呈し、その後ウイルス性肺炎に
なったり、細菌性肺炎を併発したりします。
肺炎の原因にもなる誤嚥とは?原因と症状、防止、治療方法


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肺炎の原因や感染経路


肺炎の原因となる病原体(病因微生物)は、大きく分けて細菌性肺炎、
ウイルス性肺炎、マイコプラズマ肺炎、真菌性(しんきんせい)肺炎の
4つが主なものです。

肺炎球菌やインフルエンザ菌などの細菌が体に入り込む細菌性肺炎が
一番多いです。

ウイルス性肺炎は、インフルエンザウイルスや麻しんウイルス、
水痘ウイルスなどが原因となります。

マイコプラズマ肺炎は、子供に多い肺炎です。
通常の検査では発見されにくいです。
治癒してからマイコプラズマだったということがわかることも多いです。

真菌性(しんきんせい)肺炎はまれです。
ステロイドホルモン剤を服用していたり、白血病などで極端に免疫力が
低下している方が罹ります。

肺炎の感染経路のほとんどが飛沫感染です。
肺炎に罹っている人による咳やくしゃみによって、細菌が飛び、それを
吸入してしまうことによって細菌を取り込んで感染してしまうのです。

肺炎は人から感染するの?潜伏期間は?高齢者が注意すべき肺炎とは?

肺炎の予防


肺炎の予防といっても風邪の予防と同じで、うがいや手洗いが
基本となります。
外出時のマスクも必須ですね。

何と言っても免疫力が低下すると罹りやすくなりますので、
体を鍛えて抵抗力を付けることも大切です。

肺炎球菌による肺炎の予防ならワクチンを接種することで、
8割以上は防げるといわれています。

高齢者の方は肺炎が命に関わることも多いので、1度接種すれば
5年ぐらいは効果が持続しますので、予防接種を受けて下さい。

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