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間質性肺炎の原因と治療とは?治療による副作用とは?

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間質性肺炎は普通の肺炎とは異なり、肺胞の壁に炎症が起こり、肺が硬くなる肺炎です。
その原因には、鳥やサプリメントが関係していたりするものもあり、実に様々です。

そこで、間質性肺炎の原因と治療について紹介します。

また、治療効果が認められている薬剤による副作用についても紹介します。

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間質性肺炎の原因

間質性肺炎になると肺が硬くなるので、肺の膨らみが悪くなり、息切れなどの呼吸困難が起こります。また、痰をともなわない乾いた咳が出るのが特徴です。

進行はゆっくりですが、風邪やインフルエンザに罹ったなどをきっかけに急激に間質性肺炎の症状が進行することがあります。

このような場合に呼吸不全を起こし、死に至ることも少なくありません。

間質性肺炎の主な原因について紹介します。

鳥との接触
鳥、特に鳩やインコの飼育、鳩小屋や野鳥、鶏糞肥料等との接触で、羽や糞などを慢性的に吸入することによって間質性肺炎が起こることがあります。

鳥だけではなく、家の中に存在するカビ一の種である「トリコスポロン」によっても起こります。

トリコスポロンは特に高温多湿の梅雨から夏に多くみられ、この肺炎もこの時期に多くなることから、夏型過敏性肺炎とも呼ばれています。

サプリメントなどの過剰摂取
間質性肺炎はサプリメントや健康食品などの過剰摂取によって引き起される場合もあります。

病院で処方される薬や漢方薬でも引き起こることがあるので、薬剤性肺炎とも呼ばれています。

塵肺
空気中に浮遊している細かなチリや微粒子である粉塵を吸入することによって起こる肺の病気を塵肺(じんはい、じんぱい)といいます。

以前に社会問題となり、ニュースなどでもかなり取り上げられていたアスベストが有名ですが、この塵肺でも間質性肺炎を生じます。

膠原病
全身の血管などに炎症のみられる病気の総称を膠原病(こうげんびょう)といいます。

膠原病になると発熱や関節痛、筋肉痛、皮膚に紅色や紫色の発疹が見られる、リンパ腫の腫れなどの症状がみられます。

そして肺にも炎症を起こすことが多く、この場合に最も多く起こるのが間質性肺炎なのです。

原因不明の間質性肺炎

間質性肺炎で原因不明のものがあり、これを突発性間質肺炎といいます。

特発性間質性肺炎の中でもっとも多いものは、特発性肺線維症というものです。

突発性肺線維症は50歳以上の男性に多く、原因は加齢のほかに喫煙や感染症や生活環境などが関与していると考えられていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

急激に間質性肺炎の症状が進行したり、肺がんなどを合併しやすいです。

また、治療が難しく、国の難病に指定されている肺炎です。


間質性肺炎の治療

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原因を取り除く
鳥との接触や粉塵を吸入など原因が明らかな場合は、まずその原因を除去したり、遠ざけることです。

薬剤やサプリメント、健康食品などが原因と思われる場合は、その使用を中止することです。

薬剤など中止が困難な場合は、他の薬剤への変更等をお医者さんと相談しましょう。

ステロイドと免疫抑制剤よる治療
間質性肺炎の原因が膠原病の場合、原因を取り除くことは出来ません。

また、すでに肺の線維化(肺が硬くなる)が進行している場合、治療によって元の状態に戻すことは出来ず、進行を少しでも遅らせるための治療をおこないます。

炎症を抑えるためのステロイドと免疫抑制剤による治療、低下した呼吸機能を補うための酸素療法をおこないます。

ステロイドは、間質性肺炎に対して最も多く使用される薬剤で、炎症を抑える作用とアレルギー反応を弱める作用があります。

免疫の異常やアレルギー反応によって引き起こされる自己免疫疾患の治療に使われる免疫抑制剤とステロイドの2種類が現在、治療効果が認められている薬剤です。

また、間質性肺炎の中でも原因が不明の特発性間質性肺炎の場合、基本は免疫反応を抑制する免疫抑制療法で治療します。

間質性肺炎の治療による副作用

間質性肺炎の治療効果が認められている薬剤であるステロイドと免疫抑制剤には副作用があります。

これらの使用は病気の進行や薬の有効性をみながら総合的に判断し、症状の進行が緩やかなら、使用しないで経過を見ていくこともあります。

ステロイドの副作用
ステロイドの副作用として、免疫力低下による感染症や動脈硬化、骨粗しょう症、筋力低下、むくみなどがあります。

糖尿病の方や予備軍の方は悪化することがあります。

ステロイドは働きが強いので、長期にわたって使う場合、副作用の対策も同時におこなう必要があります。

免疫抑制剤による副作用
免疫抑制剤の副作用として、腎機能障害や高血圧、頭痛や感覚異常といった神経症状、多毛症などがあります。

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