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赤ちゃんと高齢者の方が起こす腸閉塞の特徴と偽性腸閉塞症

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腸閉塞は赤ちゃんから高齢者の方まで誰もが起こす可能性がある病気だといえます。

なかには赤ちゃんだけが起こす腸閉塞があります。

高齢者の腸閉塞は周りの方が注意深く観察していないと見過ごしてしまうこともあります。

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そこで赤ちゃんと高齢者の方が起こす腸閉塞の特徴についてそれぞれ紹介します。

また、腸に閉塞が見られないのにもかかわらず、腸閉塞と同じ症状がみられる偽性腸閉塞症についても紹介します。

赤ちゃんが起こす腸閉塞

 
赤ちゃんが起こす腸閉塞として腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)というのがあります。

腸重積症とは、小腸が大腸の中にめくれ込んで

腸閉塞を起こす病気のことです。

起しやすいのは生後3~4ヶ月の乳児から2才くらいまでの赤ちゃんです。

腸重積症を起こす原因は、腸に分布しているリンパ組織が腫れて大きくなり、この部分から大腸に入っていくといわれていますが、はっきりとした原因はわかっていません。

突発性のものはウイルスが関係しているとも言われています。

なので風邪が治った後に起りやすく、どちらかというと太めの赤ちゃんに多い傾向があります。

赤ちゃんが起こす痛みの中で一番多いのが腹痛なのですが、赤ちゃんはそれを自ら訴えることはできません。

なので嘔吐や下痢、便秘などの症状が見られる場合や泣き声、顔色、顔の表情などがいつもと違うようでしたら、便秘やウイルス性胃腸炎が疑われます。

しかし、腸閉塞という場合もある

ということを頭の片隅に覚えておいて下さい。

もし赤ちゃんが腸閉塞になったのなら、最初は突然の不機嫌やぐずりなどで普段とは違う激しい泣き方をします。
顔色が悪くなることも多いです。

いきなり嘔吐するという症状で始まることもあり、その後血便が出てきます。

血便は最初、粘膜と血液が便の表面についた状態ですが、次第に真っ赤な便に変わってきます。

このような症状が見られたら腸閉塞を疑い、大至急お医者さんに診てもらうようにしましょう。

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高齢者が起こす腸閉塞

 
高齢者の方が起こす腸閉塞に限りませんが、腸閉塞が起こる原因で多いのが以前にお腹を開く手術の経験がある方です。

癒着のよる腸閉塞を起こすことが多く、約30%の方は再発をしてしまうともいわれています。

高齢者の方に増えてきている腸閉塞は、大腸癌により大腸が閉塞してしまう場合です。

加齢が原因で、腹壁の筋肉が弱くなることによって、
筋肉や腱の隙間に腸が挟まってしまう
腸閉塞を起こすことがあります。

腹壁の筋肉が弱くなると直腸の蠕動運動も落ちますので、腸の中で便が固まりやすく、固くなった便を腸が押し出すことができなくなる便秘によって腸閉塞を起こす場合が増えてきます。

このような腸管の動きが悪くなることによって起こる腸閉塞は麻痺性腸閉塞といいます。

なので高齢者の方は便秘にならないようにする必要があります。

ちゃんと排泄をしているのかを把握しておく必要があります。

偽性腸閉塞とは

偽性腸閉塞というものがあります。

腸閉塞は腸の癒着などによって腸が閉塞してしまうことによって起こるのですが、偽性腸閉塞ではこのような物理的な閉塞が見られません。

腸に閉塞が見られないのにもかかわらず、腸閉塞と同じ症状がみられるのです。

胃や小腸、大腸には腸管にある食べ物や飲み物を上から肛門側へと移動させる蠕動運動と呼ばれる働きがあります。

この運動する働きは腸管神経系と平滑筋によっておこなわれます。

腸管神経系は、蠕動運動を起こすように指示している場所で、それが平滑筋に伝わることによって蠕動運動が起こります。

何らかの理由によってこの蠕動運動が行われなくなってしまったり、著しく低下してしまった状態が偽性腸閉塞症です。

偽性腸閉塞でも腸管にある食べ物や飲み物が逆流してしまい、嘔吐するなど腸閉塞と同じ症状が見られます。

偽性腸閉塞はとても厄介な症状です。

腸閉塞のように閉塞部位があるのでしたら、そこを手術等で改善すれば良いのですが、
原因となっている閉塞部位が存在しない
ので、開腹したにもかかわらず、そのまま閉じるなんてことも起こるのです。

このような偽性腸閉塞症が起きてしまう原因ですが、司令を出している神経系に何かしらの異常が起きているか、実際に蠕動運動を起こしている平滑筋に異常が起きているかです。

診断が非常に難しく多くの検査が必要となる症状です。

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